小学校の心電図検査で不完全右脚ブロックが発覚

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不完全右脚ブロックと移動性ペースメーカーの疑い

7歳の小学1年生の長男が小学校の心電図の検査にて要再検査の連絡をもらいました。
今年度は私の家族は試練だらけです(涙)

しかも、心臓に関するものだったので夫婦共に知識がないだけにショックでした。小学校からもらった資料には完全右脚ブロックと移動性ペースメーカーが疑われるので大学病院にて精密検査を受診して欲しいと・・。

妻はただでさえ次女の育児で疲れている時なので長男にもこの仕打ちは辛かったと思います。とはいえ、私まで動揺はできないのでとにかく受診してから考えようと妻に話し、大学病院を予約することにしました。

サッカー大好きの息子になんと言って病院に連れて行けばいいのだろうという不安はありましたが・・

大学病院の検査から問題ないことが判明

長男には心臓の検査を小学校ではうまくわからなかったのでちゃんとした病院で再度検査すると話しなんとか大学病院へ行きました。

とはいえ、これまで行った病院とスケールの違いから検査前にさすがに不安になった様子で「この病院でいったい何を検査するんだ」とナーバスになっていました。

そりゃそうだよね・・まだ7歳だもん。

大学病院では予想通りなが〜い待ち時間を得て、レントゲン・心電図の事前検査をまず実施。最後に事前検査のデータをみながら診察と超音波検査にて直接心臓の形を先生がチェックしているようでした。

結論から書くと、全く問題がない健常者で制限不要とのこと!

健常者の10%程度に発生する「不完全右脚ブロック」(完全ではなかった・・)のみが確認されました。移動性ペースメーカーは小学校の心電図を受診した際の体調でタマタマ確認されただけだと言われました。

そもそも「不完全右脚ブロック」については心臓を動かす際に流れている電気信号が0.04ms程度遅れており、これは長男がもって生まれてしまった体質なので一生治らないとか。

ただ、心臓の形や心臓に穴があると問題らしいのですが、今回の調査では特にそういった事象も確認されなかったので特に食事や運動の制限する必要もなく、通常通りの生活をおくれると先生の太鼓判をもらいました。

なお、先生から確認されたのは以下3点。

  • 親族に先天的に心臓疾患を持った人がいないか?
  • 突然死した親族がいないか?
  • 長男自身に心臓が痛くなるようなことはなかったか?

幸い当てはまる質問はなかったですが、上記に当てはまる場合はまた違った回答だったかもしれません。しかし、子供を持つ親は心電図で異常ありという結果を持ってくると心配ですよね。

そういった方の助けになればと思いこちらに記載しておきます。私達夫婦も先生の回答がでるまでは正直生きた心地があまりしませんでしたが・・・

小学校・中学校の心電図でひっかかり異常が検出されて際に過剰に不安視する必要はないかもしれないです。なお、不完全右脚ブロックと完全右脚ブロックはほとんど問題がないケースが多いようですよ

参考:不完全右脚ブロックとはなんですか?

心臓では心筋細胞が電気的に興奮し、その興奮が心臓全体に伝わって心筋が伸びたり縮んだりして血液を全身へ送り出しています。心臓は心房と心室からなりますが、電気信号が心室に伝わるのに要する時間が長く、不整脈の原因となるのが脚ブロックです。正常よりも伝わる時間が少し長いのが「不完全」、さらに長いのが「完全」と区別されます。電気の伝わり方が悪くなる部位により、「右脚」「左脚」に分けられます。

 右脚ブロックが起こる原因はよく分かっていませんが、多くの場合、心臓の働きに問題はありません。特に症状もなく、普段の生活や運動に制限はありません。

脚ブロックには完全ブロックと不完全ブロックがあります。これは心電図による分類で、完全ブロックが必ずしも完全断線を指すわけではありませんが、完全ブロックの方が電気の流れがより悪くなっている状態と理解した方がよいでしょう。

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