はじめての一次面接官

1次面接官

管理職になり初めての1次面接官を体験

私の所属する会社では1次面接が管理職(課長・部長級)が担当することになっており、4月に昇格した私もはじめて面接官を担当することになりました。
忘れないようにその体験を記載しておきましょう。

同じような志望動機にびっくり

就活する大学生も大変でしょうが、面接官も大変でした。見出し通りですが、1次面接では名前と志望動機をまずは確認するのですが同じような志望動機にビックリというか呆れました。

私は大体3〜4時間面接官を担当したのですが、以下のような志望動機の学生が1/3程度いた気がします。

・少子高齢化に紐づけて志望動機を考えたもの
・環境問題から志望動機を考えたもの

なんだかどこかのサイト等でテーマになっているのかもと勘ぐってしまいました。
確かに間違っていないのですが・・正直同じような意見にまたかよ!って思ってしまいました。

上記のようなテーマの学生に「なぜそう思うのか?」「どうしてそれが動機なのか?」と2〜3回突っ込むと大体オカシな返答になりがちだった気がします。
ユニーク(独自性のある)考え方以外はすべて「特筆すべき点がなし」の評価をつけておきました。

面接は最初の5分で大体きまりは本当かも

よく面接は最初の5分で合否が決まるといいますが実際自分で面接官を担当して本当だと確信しました。挨拶から志望動機の確認と最初のツッコミでほぼ印象が決まった人が多かった。

大体、志望動機がユニークな人は志望動機の時点で他の人とは違うオリジナルの意見があるんですよ。なのでそれ以降の話も盛り上がりました。実際、管理職級と新入社員ではキャリアが違うので考えているようなことも大体わかりますしね。

当社の場合は1次面接については「部下に欲しいかどうか?!」をテーマに実施するようなものなので考え方やコミュニケーション能力と今後のポテンシャルを重視して見ています。

学生はやはり就職を希望する業界についてはしっかりと自分なりの意見を持って臨んだ方が面接を通過する可能性も上がるんじゃないかと思います。

はっきり言って、採用したい学生と採用が難しい学生では以下2点ですごい差があるな〜と感じました。

  • 業界についての本人なりの研究や意見
  • 論理的な話し方

面接シートにある他企業の就活状況をみても採用したいと思う学生は他企業でもコマを進めている会社が多いという印象でした。

1次面接が通過できない学生のタイプ

私が面接官をみて通過が難しいなと思ったのは以下のケースでした。

■コミュニケーションが成り立たない
質問の回答が無いケースが結構ありましたね。または的外れな意見をダラダラと述べていて何を言いたいのかがよくわからないケース。内容の可否よりも論理的に説明する人は好感が持てました。

■嘘をついているケース
面接冒頭と後半でいっていることが矛盾しているいくつかツッコミを入れると矛盾点がでておかしなことになってします。

■視線がどこかおかしなところを見ている
意外と目を見て話すことが出来ない人っているんですね。

■入社して何をしたいのかを考えていない
志望動機を適当に考えているためにどうなりたいかが伝わってこないんですよね。

大体15分〜20分で学生の能力なんてすべてわかる訳が無い!
なんとか面接で良い所を探してあげようと思っていましたが自分自身と向き合っていない学生の良いところを短時間で見つけるのは難しかった!!

まとめ

学生も大変ですが、採用面接官も同じような話をきかされるのは意外と大変。

就職活動で1次面接に通過するには、ユニークかつ論理的な志望動機がやはり必要。数受けりゃいいというもんじゃないね

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